【小説】

■□ 三国一 24 □■




腹部の鈍い痛みで目を覚ます・・・・

「つぅ・・・・」

腹部に手を当てようとして其れが居のままに動かない事に気づく。

両の腕は頭上で一括りにされて寝台に寝かされていた・・・・。

其れを見上げて力を込めてみる。

・・・・ちっ!

相当上手く結んであるらしい・・・・それはびくともしなかった・・・。

ふと・・・・・刺す様な視線を感じで・・・・其方を向く・・・。

月光を背にして・・・・奉先が立っていた。

「・・・・おい・・・是は何の冗談だ?」

怒りの色を声に乗せ・・・・そう言って見る・・・。

俺は一縷の望みを込めて問う・・・・・・。

「薫卓に本当に下っちまったのか・・・・?」

暫しの静寂・・・・月光を背にしているので・・・奉先の表情が解らないのが更に不安を増長させる。

戦ったとき・・・奴の方天戟にはそんな感じはしなかった・・・・

無言のまま・・・ゆっくりと近づいてくる・・・・。

殺されるのか・・・?

もし奉先が薫卓に寝返っていたなら・・・・俺の命はない・・・・・。

揺れる目・・・・俺は・・・此処で死ぬのか・・・・?

思い浮かべるのは玄徳の笑み。

ごめん・・・・・・俺、お前の事守るとか言ってたのに・・・・・

奴は、直ぐ其処まで来ている。

俺は腹を決めて目を瞑る・・・・奴の事だから・・・上手く首を飛ばしてくれるんだろう・・・。

思い切り瞑った目・・・・噛み締め引き結ぶ唇・・・・止める息・・・・。

白刃の剣が舞って・・・・・鮮血が飛ぶ・・・・其れを想像する・・・。

其れは予想外の出来事。

・・・・ふと・・・軽い感触が振ってくる。

へ?

俺は目を開きポカンとする・・・・狐に摘まれた・・・そんな顔。

気付けば奉先の顔が眼前にある・・・・。

この信じがたい状況を理解するのに時間が掛かった・・・・。

奴は何故か・・・俺の唇に・・・・・そう唇を重ねていたんだ・・・・。

寝台に座り・・・俺の上に覆いかぶさる・・・・。

・・・・悪い冗談はよせよ・・・・。

・・・・女じゃ無いんだぞ?・・・。

呆然としながらそう思う。

当たり前だろ?

あ、でも俺も玄徳の事が好きだから・・・こいつに如何こうとは言えないのか?

・・・・俺は彼にこう言う事をしたかったのだろうか・・・・?

そうぼんやり考え込んでいたとき・・・・不意にそれは始まった。

顎を持ち上げられ・・・強引に口を開かされる・・・・。

くぐもった声が漏れる・・・・其れは合図。

穏やかだった口付けが熱を帯びた物に変わる。

舌が入り込み・・・歯の裏をなぞり・・・舌を絡ませる・・・そして吸われる・・・。

幾度と無く・・・・息を上げるように・・・。

飲み下せなかった物が顎を伝う・・・・・。

其の間にも・・・・紐を解かれ・・・胸が露になる・・・・・。

下肢の服も帯が外され・・・今にも露になりそうだ・・・・・。

懸命に其れを回避させようと身を捩る・・・・。

然しそれは徒労に終わった・・・・。

無駄の無い動きで奴の手が下肢に潜り込む・・・・。

そして俺の縮み上がった息子を掴んだのだった。

口の蹂躙と其れは一緒で・・・・鼻に抜ける呻き・・・。

馬鹿!ちょ!辞めろ!・・・・・・・・・・それらは奴の舌に絡め取られて行く。

大きくて無骨な手は其の間も息子を元気にさせるための動きをしていて・・・・。

同じ男同士・・・・良い所は解っている・・・・・。

竿の裏・・・・窪みの周り・・・・玉・・・

縮こまっていた物は、次第に起き上がり・・・・・最後には先走りで濡らし卑猥な音をたてる迄になっていて・・・・・

あ・・・やばい・・・・

限界が近くなる・・・・・

俺はそれを阻止しようと身を捩る・・・・・然し、肩を抑えられ・・・・・思うように動かない・・・・。

瞬間・・・鼻に抜ける・・・快感。

ぐったりとする・・・・・・其の脱力感・・・。

その儘横たわる・・・・・部屋の中には独特の青臭い臭いが充満する・・・。

ボーっと気だるさを味わっていた・・・其の時・・・何故か・・・甘い香りが・・・鼻を掠める。

そう・・・・其れで終わりでは無かったのだ・・・。

片腕で仰向けだった体制をうつ伏せに変えられる・・・・。

予想外のそれに驚き抵抗しようとした・・・其の時。

湿った卑猥な音を立てて・・・尻に何かを塗られる・・・・。

冷たいそれに身を縮込ませる。

そして一層甘い香りが香ってくる・・・・。

何がなんだかわからず・・・暴れる俺。

次の瞬間・・・・・・指が俺の中に入ってくる・・・・。

「辞めろ!」

叫ぶように静止の声を言う・・・・・・

気持ち悪い・・・・・其の間にも蠢き、俺の中を探る。

塗った物のお蔭か・・・・湿った音を立てて・・・・指を飲み込んでいるのが解る・・・。

吐き気のするような気分・・・・・。

次第に本数を増やされ・・・・・圧迫感が強くなる・・・・。

息子を弄られて・・・・一声嬌声を上げた・・・・。

それが合図だったのか・・・・指が何かに当たる・・・・・走り抜ける痺れ・・・・・

な・・・・何だ!?

真っ白になる感覚に・・・・息子が先に音を上げる。

振るえ・・・・白濁の露を零す。

奴もその反応を感じ取ったのだろう・・・・其処を執拗に攻めてくる・・・・・・。

気が狂いそうな・・・・其の感覚・・・・駄目だ・・・・死んじまう・・・・。

涎が口を伝い・・・・恥ずかしげも無く上げる・・・甘い声・・・是は俺の声か?

いき過ぎて・・・・自分でも何がなんだかわからなく成っている時・・・・

後ろで蹂躙していた指が引き抜かれる・・・・・・・。

嗚呼・・・・漸く楽になった・・・・そう・・・安堵した・・・

然し・・・・冷静に考えれば・・・・次にくるのは・・・アレな訳で・・・・

案の定、熱い物を指の代わりに添えられる・・・・其れは・・・如何考えても指より大きくて・・・

驚き振り返る・・・・

其処には・・・・奴のいきり立った物が・・・・

ぎゃああああああああああああ!

慌て、暴れ、逃れようと俺は不自由な体を芋虫の様に動かして逃げようとする。

然し・・・腰を突き出した形たっだので・・・腰を押さえ込まれてしまうと動けない・・・

万事休す・・・・其の単語が頭を過ぎる・・・・。

次の瞬間・・・・物凄い圧迫感が俺の体を襲った・・・・。

うぐぅ!!!・・・・・・息が・・・息が吸えない・・・・・・。

背中に奴の重さを感じながら、俺は其処の圧迫感に耐える・・・。

有り得ないだろ・・・本来なら出すだけの器官を・・・・・。

「益徳・・・・」

そして背中に口付けが振ってくる・・・・・。

俺が今世紀最大の痛みに耐えていたとき・・・

奴は・・・・奴は・・・さも気持ちよさ気な声を出しやがって・・・!

涙目で睨み返してやる・・・・

次の瞬間・・・・・最悪の事態・・・・そう・・・腰を動かしたのだった・・・・・。

嫌・・・其れをやるなって意味で睨んだんだが・・・。

其の動きに内臓がめくれ上がった錯覚を覚える・・・・・。

痛みで麻痺した其処は熱くなり・・・塗った物の甘い香りが頭を鈍くする・・・・。

湿った音と打ちつける音が卑猥で・・・・顔が赤くなるのが解る。

そして・・・・何十回目のストロークで・・・奴が一層腰を深く進める・・・・

圧迫感も次第に大きくなってくるのが解る・・・・・俺は其れを息を浅く吐いて耐えるしかなくて・・・

次の瞬間・・・熱い物が・・・其処に注ぎ込まれるのが解った・・・・

量が相当な物だったのか・・・其れは溢れ出し・・・・俺の股間を塗らす・・・・。

はっきり言って気持ち悪い・・・うぅ・・・・・・・俺何か悪い事でもしたか・・・?

さぁ・・・・是で終わり・・・・

男っつうもんは一回イっちまえば・・・・後はもう終了なもんだ・・・・

そう思いながら・・・身を起こし・・・・奴の言い訳を聞こうとした・・・・・。

然し・・・その儘ヒョイっと裏返され・・・・顔が落ちてくる・・・・。

おい!放せよ!・・・・

そう言ったつもりだった・・・・然し其れは口付けで塞がれてしまって・・・・

気付けば・・・・下半身は繋がったまま・・・・そして奴のアレは・・・・未だに・・・・

そう・・・息子さんは元気な儘だった・・・・・・

其の現状に、クラリとしたのは言うまでも無い。

其の夜、とうとう俺は意識を飛ばすまで蹂躙されたのだった。










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